
2021年本屋大賞翻訳小説部門第3位 ラーラ・プレスコット/吉澤康子訳『あの本は読まれているか』を読みました。
小説「ドクトル・ジバゴ」出版を廻るストーリー。ソ連とアメリカでの、まるでスパイ映画のような展開です。
『わたしが眠りにつく前に』は、2012年CWA(英国推理作家協会)最優秀新人賞受賞作。S・J・ワトソンの小説です。
2014年に、ニコール・キッドマン主演で映画化されました。
どちらもU-NEXTで見放題です。
あの本は読まれているか
2021年本屋大賞翻訳小説部門第3位の『あの本は読まれているか』を読んでみました。
小説「ドクトル・ジバゴ」出版を廻って、ソ連とアメリカでストーリーが進みます。
恋愛映画と思っていたドクトル・ジバゴの原作には、実は命を懸けた秘話があったのです。知らなかった!
映画化の話が進んでいるようです。
ドクトル・ジバゴ
ドクトル・ジバゴは恋愛映画として覚えがありました。若いころテレビの映画放映を見逃した記憶があります。
調べてみたら、1965年のアカデミー賞の脚色・撮影・作曲・美術監督/装置・衣装デザインの5部門を獲得。
巨匠デヴィッド・リーン監督です。
しかし監督賞も作品賞も主演/助演賞も獲得できませんでした。
美しい挿入曲 ララ(ラーラ)のテーマは覚えています。
このように、ドクトル・ジバゴといえば、映画のイメージしかありませんでした。
わたしが眠りにつく前に
「わたし」クリスティーン・ルーカスは、特殊な記憶障害を負っている。 毎朝目覚める度、前日までの記憶が失われてしまうのだ。 いまは長年連れ添った夫と二人暮らし。 毎日彼が誰かすらわからなくなるわたしを、夫は献身的な愛で受け入れてくれている。 そんなある日、医師を名乗る若い男から電話がかかってくる。 聞けば、すこし前から夫に内緒で彼の診察を受けているのだという。 医師はここ数週間、あなたは毎日の出来事をひそかに書き綴ってきたと言い、日誌を見るように告げる。 わたしは言われるまま、それを読み始めた。 その先に何が待つのかも知らずに……。
リピーテッド
この映画を知りませんでした。
監督のローワン・ジョフィは、他に28週後…などの作品があります。
主演はニコール・キッドマン。
目覚めたベッドに見知らぬ人がいたら、それは恐怖ですね。
まとめ
幸い、先日加入したU-NEXTの見放題にありました。
映画「ドクトル・ジバゴ」は、上映時間が197分の大作です。3時間以上の恋愛映画長すぎませんか?
56年も前のこんなに長い映画を最後まで観ることができるでしょうか?
映画「リピーデット」は、上映時間は91分。短くて観やすそうですね。
このゴールデンウイークに頑張って観るつもりです。