
マイナンバーの提出を求められる機会が、国や自治体、勤務先、金融機関等から増えつつあります。
P妻でもマイナンバーの提出を求められる案件をいくつか紹介しています。ここであらためてマイナンバーについて取り上げてみます。
目次
マイナンバーとは
マイナンバーとは行政を効率化し国民の利便性を高め公平公正な社会を実現する社会基盤です。住民票を有する全ての方に1人1つの番号をお知らせして、行政の効率化、国民の利便性を高める制度です。
マイナンバーの交付
マイナンバーの交付は、通知カードとマイナンバーカードの2種類があります。
1.通知カード
通知カードは紙製のカードで、平成27年10月中旬以降住民のひとりひとりにマイナンバー(個人番号)をお知らせするものです。券面にはお住まいの市区町村の住民票に登録されている「氏名」「住所」「生年月日」「性別」と「マイナンバー(個人番号)」等が記載されています。
ただし、顔写真は記載されていません。そのため通知カードを使用してマイナンバーの確認と本人確認を同時に行うためには、別に運転免許証や旅券等の本人確認書類が必要となります。
通知カードは、住民票が登録されてから順次、簡易書留で発送されます。なお新生児や、海外から転入してきた方の通知カードについては、住民票が登録されてから、3週間程度で簡易書留にで発送されます。住民票の登録済みでまだ届いていない方は、お住まいの市区町村へご相談いただくようお願いします。
通知カードは、行政機関の窓口等でマイナンバー(個人番号)を求められた際に利用可能です。ただし、本人確認を行うために運転免許証等の書類の提示が必要となります。
なお、マイナンバーカードの交付を受ける場合、通知カードは市区町村に返納しなければなりません。
通知カードを紛失した場合、通知カードの再発行は可能です。再発行の手続きは、お住まいの市区町村窓口にて手続きを行いますが、お手続きには警察署または交番にて発行される受理番号の控えが必要となります。※受理番号:警察や交番にて遺失物届の手続きを行った際に付与される番号
受理番号の控えを持って、お住まいの市区町村窓口にて通知カードの再発行の手続きをしてください。
よくある質問
通知カードはあなたのマイナンバー(個人番号)を通知するものですので大切に保管してください。
なお、マイナンバーカード交付時に市区町村に返納する必要があります。
日本国内に転入し住民票が作成されれば、通知カードが送付されます。外国籍の方でも国内に住民票がある方には、通知カードが送付されます。
通知カードのまとめ
- 通知カードには有効期限が無い
- 日本国内に住民票が無い海外在住者には送付されない
- 外国籍でも国内に住民票があれが送付される
- 身分証としての利用はできない
マイナンバーカード
マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示されます。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用いただけます。
マイナンバーカードは民間事業者を含め様々なサービスに活用することができます。
例えば、マイナンバーカードの電子証明書で本人認証を行うことで、コンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できるほか、確定申告などの行政機関に対する電子申請などに利用できます。
よくある質問
カードの表面に印字されます。(年 月 日まで有効)
・20歳未満の場合は、発行から5回目の誕生日
・20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日
※マイナンバーカードが発行された時点で20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日までの
有効期限となります。
マイナンバーカードを引き続きご利用される場合は、有効期限までにお住まいの市区町村にて、更新のお手続きをおとりください。
なお、更新手続きに必要なお持ち物および更新手数料については、お住まいの市区町村にご確認ください。
また、特別な理由がある場合は、市区町村長が認める任意代理人により申請が可能です。
顔写真は、裏面に氏名・生年月日を記載のうえ、糊付けをしていただき、交付申請書の顔写真貼付欄に貼り付けてください。
また、使用する顔写真は直近6ヶ月以内に撮影した、正面、無帽、無背景のものに限られます。
申請される顔写真については、以下の点にご注意ください。
・6ヶ月以内に撮影した写真(正面、無帽、無背景)
・明るく鮮明な写真(白黒写真でも可)
・ファイル形式:jpeg
・カラーモード:RGBカラー(CMYKカラー等は不可)
・ファイルサイズ:20KB~7MB
・ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル
なお、画像編集ソフトで加工された画像などは、受付できない場合があります。
ただし、紛失等による再発行の際は原則として交付手数料が必要となります。
その後、市区町村においてマイナンバーカードの交付のための作業が完了してから、交付通知書(はがき)が郵送されます。
マイナンバーカードのまとめ
- 有効期限があり更新が必要
- 自治体によってはコンビニで住民票を取得できる
- 子供でも申請できる
- 申請時に顔写真の添付が必須
- 当面申請時の手数料は無料
- マイナンバーカードの交付申請から市区町村が交付通知書※1を発送するまで、概ね1か月間※2
※1 交付通知書は市区町村がマイナンバーカードの交付の準備ができた旨をお知らせする通知書です。
※2 交付申請書等に不備がある場合を除きます。
マイナンバーカードの申請
通知カードは平成27年10月中旬以降、住民票を有する全ての住民に対し、住民の方々にマイナンバーを通知するもので簡易書留により郵送されます。
通知カード、個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書、音声コード台紙:これらが1枚の紙としてセットになっています。
マイナンバーカードは4つの申請方法から申請します。
- 郵便による申請方法 https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-yubin/
個人番号カード交付申請書に署名または記名・押印し、顔写真を貼り付けます。交付申請書の内容に間違いがないか確認し、送付用封筒に入れて、郵便ポストに投函します - パソコンによる申請方法 https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-pc/
メールアドレスを登録。顔写真を登録。申請情報登録。申請完了です。 - スマートフォンによる申請
交付申請書のQRコードを読み込み申請用WEBサイトにアクセスします。画面にしたがって必要事項を入力の上、顔写真を添付し送信します。
メールアドレスを登録。顔写真を登録。申請情報登録。申請完了です。
- まちなかの証明写真機からの申請
タッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、撮影用のお金を入れて、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。
画面の案内にしたがって必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信します。
対応しているまちなかの証明写真機
株式会社プラザクリエイト
マイナンバーカードの受け取り方法
原則として、お住まいの市区町村窓口で受け取れます。マイナンバーカード交付申請後、お住まいの市区町村から交付通知書が送付されます。交付通知書に記載された交付場所に、交付通知書と通知カード、本人確認書類(※)をお持ちいただくことで、マイナンバーカードを受け取ることができます。
※本人確認書類とは住民基本台帳カード・運転免許証・運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
・旅券・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・在留カード・特別永住者証明書・一時庇護許可書・仮滞在許可書のうち1点
これらをお持ちでない方は、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認める2点
(例)健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、学校名が記載された各種書類、預金通帳、医療受給者証
今さら聞けない!?マイナンバーとは?カード申請~受取までを解説のまとめ
マイナンバーカードがあれば、何かと便利です。
マイナンバーカードの申請は、スマートフォンからが写真を撮影してそのまま申請できるのでイチオシです。
P妻でも妻と私のマイナンバーカード申請は、スマートフォンでしました。ただ、ファイルサイズ:20KB~7MB、ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセルを合わせるのに手間取ってしまいました。
スマホで撮影した画像をそのまま添付するとサイズオーバーになり、修正が必要な場合があります。